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よく生きてきたと思う 

2005.03.16 (Wed)
嵐続きの毎日ですが
南国といえども南半球はそろそろ、秋。

朝晩、少し涼しいこのごろです。

日本ではそろそろ、
「桜前線」なんて言葉が天気予報に
出てくるころかしら…。



南半球、秋の夜長…今日は私の好きな詩人をご紹介します。

■竹内 浩三 
代表作・「日本が見えない」 「骨のうたう」 「三ツ星さん」など

*下記、「ぼくもいくさに征くのだけれど」 より抜粋

 だれもかれもおとこならみんな征く
 ぼくも征くのだけれど 征くのだけれど
 なんにもできず
 蝶をとったり 子供とあそんだり
 うっかりしていて戦死するかしら
               
  …抱きしめたいような心を持ち、詩を読み、23歳・フィリピンで戦死。


*著作権保護期間をすぎている作家ですので、代表作はネットでも探せると思います。
その中から、私のお気に入りを一つ。


■■よく生きてきたと思う 竹内 浩三■■

よく生きてきたと思う
よく生かしてくれたと思う
ボクのような人間を
よく生かしてくれたと思う

きびしい世の中で
あまえさせてくれない世の中で
よわむしのボクが
とにかく生きてきた

とほうもなくさびしくなり
とほうもなくかなしくなり
自分がいやになり
なにかにあまえたい

ボクという人間は
大きなケッカンをもっている
かくすことのできない
人間としてのケッカン

その大きな弱点をつかまえて
ボクをいじめるな
ボクだって その弱点は
よく知ってるんだ

とほうもなくおろかな行いをする
とほうもなくハレンチなこともする
このボクの神経が
そんな風にする

みんながみんなで
めに見えない針で
いじめ合っている
世の中だ

おかしいことには
それぞれ自分をえらいと思っている
ボクが今まで会ったやつは
ことごとく自分の中にアグラをかいている

そしておだやかな顔をして
人をいじめる
これが人間だ
でも ボクは人間がきらいにはなれない

もっとみんな自分自身をいじめてはどうだ
よくかんがえてみろ
お前たちの生活
なんにも考えていないような生活だ

もっと自分を考えるんだ
もっと自分を知るんだ

ボクはバケモノだと人が言う
人間としてなっていないと言う
ひどいことを言いやがる
でも 本当らしい

どうしよう
ひるねでもして
タバコをすって
たわいもなく
詩をかいていて

アホじゃキチガイじゃと言われ
一向くにもせず
詩をかいていようか
それでいいではないか
P3310019.jpg
Misako Yanagi (C)
2003年・品川の桜ごしに仰ぎ見た、日本の春の優しい空、故郷。
皆さんの毎日が素敵な日々でありますように。


タイトル: 竹内浩三全作品集 全1巻 日本が見えない
著者: 竹内 浩三, 小林 察


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やりなおし

2005.03.13 (Sun)
あいたたた、
痛い思いをしたときこそ思い出したい。

徒競走で転んだ子供が、
それでもゴールを目指し
立ち上がろうとしているときに送るような、あの大声援。


そんな声援を、
自分にだって送りたいもの。

…一生懸命なことには、なんの変わりもないはずで。

P82800381.jpg

Misako(C) 2004 OAHU, HAWAII

人生のつまづきは、新しい人生へ向かう一つの契機に他ならない。
それ以外につまづきの意味を考える必要はないはずである。
著者: 佐藤 愛子
タイトル: こんな考え方もある

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