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ハワイの神話・虹とメネフニ

2005.10.31 (Mon)
ハワイの神話・虹とメネフニ

メネフネ(メネフニ)とはハワイの伝説に出てくる小人たちのことです。
(自然ともニンゲンとも仲良しの妖精・いたずら好きとも言われる小人です)

大好きな大好きなお話ですので、
ちょびっとアレンジさせていただきました
では、始まり始まり…。


*-*-*-*-*-*-*-*-*
むかしむかし、おおむかし…
ハワイに虹がなかったころのお話です。

ハワイに住む全てのものは恵みの雨を有難く思っていましたが、
困ったことが一つだけありました。

雨が降れば空はにぶく沈んだ灰色に、
空を映す海も、いつしかみんなの気持ちも暗く沈んだ灰色に…。

「なんとかできないものだろうか」

メネフネたちは集まって、
みんなで何度も相談し、ステキなアイディアができました。

「ようし!みんなでいっしょにがんばって、
雨が楽しくなるような、ステキなものを作ろうよ!
そうしてそれを、「アヌエヌエ」
(ハワイの言葉で「虹」の意味)と名づけよう!」


さぁて、それからみんなは大忙し。
虹の色の材料を、探さなければ。

メネフネはあっちこっちをさがします。
きれいなもの、すてきなもの、
見ていて嬉しくなるものたちから色をもらってこなければ、
すてきな虹にはならないだろうと思ったからです。

海のうんと深いところへどんどんもぐり
山の奥へズンズン入り
宮殿へ行って、女王様に相談し(だって女王様のほうが王様よりおしゃれなんだもの)
畑を走り、村々をまわり…。

さぁて、メネフネたちがそれぞれに、
自分がみつけたすてきな色を持って帰ってきました。

「宮殿から、カヒリの赤い羽(王家のしるし)をもらってきました!」

「やわらかくてかわいい、きれいなオレンジ色のイリマの花を持ってきました!」

「近くの村から、食べごろのバナナをいただきました!」

「山や谷から、きれいな緑のいろんな形の、たくさんのシダの葉っぱを集めてきました!」

「容器いっぱいに、海の深~~いところで集めた、青い水!」

「そして最後に、女王様のシルクのドレスの裾をちょっとだけいただいてきました!
なんて高貴な紫でしょう。女王様、ありがとう!」


そうして集めてきた材料を、ぜんぶボウルに集めました。
このボウルはハワイに古くから生えている「コア」という木でできていて、
つやつやと輝く、それは美しい入れ物です。

すべての材料をいれたあと、
山からカフナ(世話人、僧侶などと訳される)を呼んで来ました。

修行を積んだカフナは特別の力を持っていますから、
ボウルに入った材料は、羽もバナナも、
ゆっくりゆっくり、溶けていって「色」になります。

やがてカフナはサトウキビの細いクキをボウルにつけて、
先っぽについたしずくをみんなに見せました。

それは太陽の光を受けてきらきらとまぶしく、
何色にも輝いてみえました。

「うわぁ!」
「きれ~い!」
「ぼくが持ってきたバナナの色が見えるよ!」
「私がくんできた、深い海の色も!」
「山のシダの色も!」
「あ、女王様のドレスの色も、お花の色も、あ、それにカヒリのしるし、赤い色!」

そうです。これこそ、メネフネたちが作りたかった虹の色。

まざりあってもおたがいの色をかえることなく、
それぞれの色が、それぞれの色のまんま。
だけど手をつなぐように色が集まり、
お互いにもっと美しく輝くような、そんな色の、アヌエヌエ(虹)。

「いいものができた。そうか、これを虹と名づけたか。よしよし」

カフナは弓矢をつがえると、
矢のさきっぽに虹のしずくをたっぷりつけて、
灰色の雲をめがけて打ち込みます。

バシュン!ボワン!

カフナの放った矢は、雲にすいこまれていきました。

「これで、雨の粒の1つ1つに、虹の色が全て入ったよ。」
カフナは優しく言いました。

やがて、ぽつぽつと降り始めたお天気雨の、
すべての雨粒は、太陽の光をうけるたんびにキラキラ虹色に輝きました。

カフナの言ったとおりです。

「うわぁい!うわぁい!」

メネフネたちは大喜び、カフナも笑って言いました。

「ああ、本当にきれいだね。恵みの雨が、ますます愛しく思えるね」

やがて雨があがると、虹は大空を結ぶリボンになりました。

その上を軽々と、白い海鳥が越えて行きました。

雨に冷やされた心地よい風が、みんなの頬をなでました。

……そのあと虹は、大空に溶けていきました。

おわり。


おまけ。
メネフネが集めた、ハワイの虹は6色。
でも虹は7色、っていいますよね。
あと一色、あなたなら何色を虹に加えますか?
そして、それは何からもらってきましょうか。

以上、ハワイの神話より。再アレンジ by 水砂子


Misako (C) 2005 Hawaii
ああ、レアヒ(ダイヤモンドヘッド)にかかる虹はシャッターチャンスの神様が贈ってくれたプレゼント。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。
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ただいま!

2005.10.29 (Sat)
ただいま!
大急ぎで日本とハワイを回って来ました。

あちこちに住んだり住もうと努力したり移動し続けているおかげで
どの街にいても、「ただいま!」と思う瞬間がある。

一年ちょっとぶりに米領サモアから出て、ホノルルに到着。
おかえり♪と言われたような気がして、ふと見上げたら、
モンキーポッドツリーが貿易風に梢を泳がしてご機嫌だった。
ああ、この大きな幹によりそうと安心する…懐かしい。

日立の木・この木なんの木気になる木…などで知られるこの木は、
夜になると葉を閉じる。
それから、雨が降り出すととたんに葉を閉じるので…
雨宿りには不向きです。

南の太陽に照らされて雨粒が蒸発する前に、
根元に水を届けるためだろうけれど…なんたる知恵者。


Misako (C) 2005 Hawaii
車も多い路地裏だというのに、どうしていつもこんなに上機嫌な表情なんだろう、この島は。
梢をすり抜けていく風さえ、花の香りをのせてふぅんわり。
思わず足を止め、深呼吸を誘われた。


出発前に発疹した虫刺されアレルギー湿疹が全身に広がって、
カユイ!でも、掻いちゃダメ!が、今の私のBGMです。
早くヒフが元気になって、皆さんとお会いできたら嬉しいなぁ。
(ヒフ以外は元気です)

1989年、12月の空

2005.10.02 (Sun)
1989年、ろくに本州を出たこともないのに、
いきなり生まれてはじめての海外旅行を決めた。
行き先はオーストラリア、10週間の一人旅。休職させてもらった。

語学学校にたどりついたら、実は閉校寸前で、
発音矯正のフィリピン人5人と私しかいなかった。

ああ、あのころは名前を聞かれても、
名前を聞かれていることすらわからず四苦八苦。
みんなおおらかで優しい人ばかりで、本当に助けられた。
ありがとう(そしてゴメンナサイ)


さて
時は流れて2005年10月…
季節の変化が少ない南の島にいると、一年はあっという間ですね。

ちょっと急ですが、今晩から仕事をかねた旅に出ます。
接続のチャンスがあれば更新いたします。




この写真は使い捨てカメラで写した、
生まれて初めて海外旅行の興奮がつまった一枚。
どんどんセピアがかっていくので、
全て消えてしまう前にスキャンしてみました。

あれからずっと、空の写真が好き。

雲の下にオーストラリアの朝の大地が見えてきた。あの夏、あの空の下。
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