スポンサーサイト

--.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

銀色

2006.11.30 (Thu)
雨が上がり、灼熱の太陽が顔を出し青空が戻ってくるまでのほんの一瞬、
何もかもが銀色に輝いた。

海は空の鏡
空は海に溶け込んで

きっとこの世の中のものはこうやって、お互いを映しあいつつ、
どこかでつながりあっているものなんだろう。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*皆様の毎日が素敵な日々でありますように。*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

Misako (C) American Samoa
雨季の南の島は「雨」も「晴れ」も強烈。
雨は全てをなぎ倒す嵐を伴い、太陽は弱きものを焼き尽くすほど強さを増し、
…時々、天然高湿サウナにいるように感じます…が、それでも、まもなくクリスマス。
どこからかレゲエ調のジングルベルが漏れ聞こえてきます。
スポンサーサイト

鍛えられたものの方が美しいのよ、なんでもね。

2006.11.20 (Mon)
ちょうど去年の今頃は、
体中を覆うひどい湿疹に苦しんだ。
とにかく痒い。そして、醜い。
顔は腫れあがり、ひどい時にはまぶたの裏までビッシリ湿疹ができていた。

いつか治るのだろうか?それが駄目なら、せめて…
いつか痒みは止まるのだろうか?それも駄目なら、せめて…
いつか慣れることができるのだろうか?
…それだけ私は強くなれるのだろうか?
際限のない疑問も、よけい私を苦しめた。

そんな日々の中、近くの食材店で買い物をしていたら、
50歳くらいの様子の良い女性と、ふと目があった。
旅人のようだった。

この島に来る旅人のほとんどは、太平洋を渡る豪華客船のお客様。
島で船が燃料補給をする数時間を、ツツイラ島の観光にあてているようだ。

身ぎれいなご婦人だったので、
私は自分の湿疹だらけの顔を恥じ、目をそらす…と、

「それ、治るわよ、私、もっとひどかったんだから」
と言いながら、彼女は肩に手を置いてくれた。
暖かい手のひらだった。

私は泣きそうな顔をしていたのかもしれない。

彼女は優しく、自分の経験を教えてくれた。
以前、火傷事故に遭い、治療途中で皮膚トラブルに見舞われてから、
何をしてもダメだったこと。

それでも辛抱強く手入れを続けているうちに、
薄皮をはぐように美しい肌に戻っていったこと。

そして彼女の火傷事故から10年後の今の皮膚が、
同年代の人と比べても、ものすごく美しいのに驚くほどだ、と教えてくれた。

そうして、
「ただ美しいよりも、鍛えられた方が美しいのよ、何でもね」
と、えんぜんと笑ってくれて…

私は、ひどく納得したのと同時に、勇気付けられた。

…あれから一年。
多少の傷跡はあるものの、私の皮膚は無事に回復してくれた。
あの痒みはもう、安堵のため息をつきながら、の、遠い記憶だ。

この傷跡は、でも、
あのときのつらい思い、苦しい時にこそ気づける大切な教え…
調子の良いときは忘れてしまって結局つまづく、
大事な教えをいつも思い出させてくれる、とても良くできたリマインダーだ。

「ただ美しいよりも、鍛えられた方が美しいのよ、何でもね」

ああ、この言葉。
とても大きな支えであった。きっと、これからも。

…そしてどこかで苦しむ誰かの支えやヒントになったら、うれしいな。


Misako(C)Honolulu, Hawaii 2006
厳しい自然に身をよじりながらも空を目指して育つ木の枝ぶりは、なんとも言えず美しい。

Note: 2013年、南の島の思い出本を出版しました。(電子出版)
『リリのアメリカンサモア日記』

待ってみる

2006.11.11 (Sat)
何もかもが手の届かないほど遠くに見えて、
いや、すごく近くに見えるのに、見えない壁がたちはだかって、届かない。触れない。

泣きつかれて眠りに落ちて、泣きたくって目が覚めて…
苦しくて、辛くって、…生きていることが苦しいと思うとき、
いのちが引き潮に巻き込まれたように弱まるときというのは、
何らかのリズムで、誰にでも等しく訪れるものかもしれない。

だけど、それでも…

やがてもう、届かないだろうと思っていたほどの彼方から、
いつしか、力は戻ってくるものだ。

引いた潮が必ず満ちてくるように
ひたひたと、豊かに溢れてくるように
暖かい気持ちになれる日は、必ず、フイに訪れる。

本当に辛いとき、苦しいときには忘れがちなことだけど、
いや、忘れがちなことだからこそ、いつも心にしっかりと抱いていたい。

動けないならしばらく動かなくてもいい、辛すぎるなら逃げたっていい、
悲しいのなら、泣きながらだっていいと思う。

どうがんばったって、生きている限り死亡率は100パーセント。
だからこそ、生き急がないでいきたいものだ。

世界は広い。
当たり前すぎて素通りしがちな一言だけれど、
まだ見ていない世界が多分、寿命を一杯に使ったって回りきれないくらいに広いということに気づければ、
必ず気持ちは楽になる。
…本当に辛いのは、そこまでだ。


Misako (C)Hawaii

お知らせ*11/8(水)九州のラジオに出まーす。

2006.11.07 (Tue)
急なお話ですが、

明日11/8の午後3時10分ごろから、
九州朝日放送のKBCラジオの番組で
「電話インタビュー」形式で、
出演をさせていただくことになりました。
1413kHzだそうです。

明日、電話回線がちゃんと動いていますように。
無事にお話ができることを祈っていてくださいマセ…!


Misako(C)
ジーーーーーーーーーーーっと待ち、一瞬にして魚をさらう。頭の白い飾り毛がキュートです。
back-to-top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。