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20年以上前の、夢リスト

2016.12.21 (Wed)
もう遥かに昔にしたためた、
「夢リスト」が出てきた。

このリストを書いたころの私といえば、
悲しいとか、つらい、という感情と向き合うのが怖かった。
平気なフリをしているうちに、
平気になれることを祈りながら、ただ強がっていた日々ではある。

婚姻の終わりを見届けた頃でもあった。
離婚というよりは、私の側の失恋という感じの出来事、
泣き出したら止まらなくなりそうで、
自分を情けなく思ったり、不幸に思いそうで、怖かった、とでも言っておこうか。

傷口を洗う痛みに耐える元気が出るまで、
蒲の穂にくるまっていた方がよかったのかもしれないが
当時の私には、あの方法が精一杯のガンバリ、
そして、他の方法を知らなかった。

しばらくの間、この作戦は成功していたように思う。

だけれど、抑えに抑えた感情が、
自分では抑制しきれず噴出した夜がある。

気持ちの良い新緑の風が通る、5月の夕暮れ時のことだった。
友人の結婚、二次会パーティ会場の片隅で、楽しい余興の真っ最中、
突如、私は泣き崩れた。自分で自分に驚きながら。

そんな私を抱きとめてパーティ会場から連れ出してくれたのは、
心優しい友人たちだった。

彼女たちの優しさに甘えて、
ようやく感情のフタを外してたっぷり泣いた後、
「将来の夢」を考えはじめる一歩が踏み出せたように思う。

そんなときに作ったリスト。
昨日、はるか20年以上前のリストを見つけ、見返した。

ほとんどの夢がかなっていた。
驚くこともあるものだ。

「海外放浪」
「日本以外のどこかで暮らしてみる」
「日本人がほとんど行かないような南国でサバイバル」
「その後は見晴らしのよい山の上に暮らす」
「あざらしやオットセイがいる海の近くに住む」
「鳥の声で目を覚ます」

そもそも海外旅行とはあまり縁のない忙しい日々、
都会が生活の中心だった私からすれば、
実に、現実感の薄い「夢リスト」ではある。

いったい、どこから「あざらし」が出てきたのかは覚えていないし、
そんなことがリストに載っていたことさえ、
自分でも忘れていたのに、いつのまにか実現している。
今の家から国道に続く山道を降りれば、
そこはアザラシが住み着いている豊かなフィヨルドの入り江だ。
そして、毎朝、夜明けとともに、野鳥の大合唱で目が覚める。

笑えるほど、実に自分に対して正直な「夢」ばかり。
巷に胸を張っていえるような代物ではない。
大義名分もない。
誰かに言ったら笑われるであろう、だけど、それでも。
それだからこそ、純粋に、「私が好きなことだけ」が載っている愛しいリストとも言えるはず。

そして、ほとんど、かなっている。
……すべてのことに、ありがとうと思いながら、夢を味わっている。

さて、そろそろ、新しいリストを作ってみようか。
あのときのように、自分に正直に。
そう、他人が見たら「なんだそりゃ」と笑ってくれるくらい、正直なやつを。

今回のリストは、20年以上たったらまた、公開します(^^)


****皆さまの毎日が、すてきな日々でありますように****
IMG_355211.jpg

感謝のことばしか浮かばぬような、空の下。


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大陸の「若い」地域

2016.12.12 (Mon)
残雪…というよりは、まだ地面が凍っているタウンズエンド山の頂から
見渡す、オリンピック山脈。
地学的にはまだ「若い」西海岸は、こんなふうにゴツゴツとした岩山が多いのだそうです。


** 皆さまの毎日がすてきな日々でありますように **
IMG_2102.jpg
歩を進ませるたび、足元でパリパリと薄い氷が割れる音がする。
この厳しい寒さと、冷たく重い雪と氷の世界をこらえ生き延びたものたちを待っているのは、
短いけれどもまぶしくて美しい「命の日々」だ。
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