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『展望』福士幸次郎

2012.12.25 (Tue)
森の多くの木々をなぎ倒して行った真っ暗な猛吹雪の後
ひさびさに顔を見せてくれた太陽は暖かく、
入り江に移りこんで踊る光も、いつもより力強いようでした。


** 皆さまの毎日がすてきな日々でありますように **
HCwaterfront.jpg

福士幸次郎(1889年11月5日 - 1946年10月11日)
『展望』より、「感謝」の部分を引用  あおぞら文庫

わたし共にもやがて最後の時が来て、
この人生と別れるなら、
願わくば有難うと云って此の人生に別れませう。

灰色の粉雪、七むつかしい顰(しか)め面の迷ひ雲、
雲は下界のあらゆる感覚を障(さへ)ぎり、老(おい)と沈黙(しじま)と追憶の、
ひとりぽつちの古美術展覧会、
ああ、世のつんぼの老博士、無言教の寡婦さん、
子に先だたれた愁傷な親御達!

あなたがたの悔や歎きもさる事ながら、
願わくば死ぬ時この人生にお礼を云って、
御暇乞(おいとまごひ)をして下さい。

それは確かに人生に対する寛容の美徳です。
悪に報いる金色の光放つ善です。
生はそれくらゐ気位高く、強く、明るく、情熱を以つて、鏡のごとく果つるべきです
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